喫茶店のネコ 利き手の反対の手で描く

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僕の利き手は左手で、文字を書いたり箸を持つのは左手でする。

だからこれまで絵を描くなんて行為も、利き手の左手でやってきたけれども、そうした自分の中の常識を取り壊してみた。

だって、別に利き手で書かなきゃいけないことなんてない。

ただただ、慣習的にそうしてきただけのこと。

世の中の、身近なところでは会社の共有物としての慣習はなかなかそうもいかないけれど、個人的な、しかも仕事に無関係なところなのだから、実に壊しやすい。

 

まず、気づくこと。

ああ、別に右手で書いても、口で書いても足で書いても、なんだって構わないんだよな。

右手の訓練は数年前くらいから続けてきた。

新聞の文字をなぞったり、丸や四角、三角などの図形をたくさん書いたりした。

 

そうしてある程度土台を作ってから絵を描かせてみると、面白い発見があった。

自分でも思いがけない絵が、まるで他人が描いたのではと思うような絵が、自分の手から生み出されるのだ。

同じ頭から出力される信号も、実際に客観的な世界に具現化される時には、利き手を使った時とはまったく違ったような姿で現れる。

 

面白いと思う。

そして、自分はまだまだ発掘の余地があるのだと、自己探索に没頭する。

 

同じ道具を使っていて行き詰まったら、道具を持ち替えるのだ。

それが意外な突破口になる。