メメントモリ

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メメントモリ

 

君が死を思うとき

生が君を思うだろう

 

自分の手から離れてゆく君を

もう一度ブランデーに浸してやりたい気持ちをひた隠しにして

 

生がいつものように、君の内臓の巡回をしていたそのとき

死はすでに神様に話をつけていた

 

 

 

今日 君は生の思い出の延長となった

ブランデーはもう 君の内臓を焼くことはない

生きているリアルな熱を感じることはない

 

 

冷ややかな頭と 焼かれている内臓

僕は生きている