翠凜堂[suirindou]コーヒーサロン

コーヒーとともに生き始めた人生。興味の膨れるところを、どんどん発信します!!

仮想通貨投資劇場:コインチェックの会見を受けて


昨夜、コインチェックによる記者会見が行われました。
さて、何が発表されたでしょうか。
実は大塚氏が公式に発言されたもののうち、新たなニュースと捉えられるものは2つしかありません。

・410億円の出金を完了したこと
・事業を継続すること

このことから、
「こんな薄い会見なら、公式サイトでアナウンスする程度で良かったんじゃないか」
との声が
続出しました。
私も、リアルタイムで見ていてそう感じました。
もともと、この会見は期待薄でしたが、はてなんだろうこれは?と思わざるを得ませんでした。

しかし。ではどうしてこんな会見をしたのか。
投資家たるもの、多方面からモノを観察したいものです。
以下、私の見解です。

・金融庁からの圧力。 他への見せしめのため。
・マスコミからの圧力。美味しいネタになる(=それほど世間の関心が高まっている)
・業界からの圧力。足を引っ張った分、目に見える形で最大限の努力をしろ。
(この点、SBIの北尾社長からの風当たりは激強です。コインチェックはクソだ、とまで発言しています。)
・テレビの力の利用。出川組の誕生は、テレビの力が間違いなく大きく働いた。
未だに、テレビには力がある。
・先日、イタリアでも取引所ハッキング事件が起きた。
この取引所の対応の悪さには批判が相次いだが、これを良い機会として、相対的に見てコインチェックは誠実な事後対応をしている、ということをアピールしたかった。

 

知ってる人からすれば、過去のマウントゴックス社の倒産騒動のときと比較しても相対的に評価される取組と思われるのでしょう。

 

しかし、あくまでも

相対的に

です。

手放しに喜べることではありません。

だって、まだまだコインの送金再開や返金の目処は立っていないのですからね。

 


そして、価格面においても
・中身は一切告知なしの、不透明な会見を行うアナウンスをすることで、
「あれ、なにかまずいのか?」

と多少の不安を煽り、コインを売らせる。
→出金再開の動きとうまく重なり、会見のアナウンスがあった夕方から価格が下落した。
ここで拾い集めることでコインチェックはさらに利益を上げることも可能だった。
(もちろん、ここに直接的な相関があるかは不明)

 

つまり、この

わざわざ行われた会見

には、意味があったのです。

同じことをするにも、会見をすることとサイトでアナウンスするだけとではこうも異なります。


1のことから10を知る。
私が考えたこれらの事柄はすべて間違っている可能性もありますが、どうでしょうか。

真実なんて誰もわかりません。
大切なことは、この事実から何を受け取り、何を感じるかということだと考えます。

 


茂木健一郎氏のブログに、「中心を外さずに」とうタイトルの連載があります。
この意味は、

「自分は色々なことを先回りして考える。だから、少し先の未来が見えている。しかし、全員がそういうわけじゃない。だから、時折自分がいま生きている時代の中心に立ち返って考えるのだ。そうすることでズレを少なくし、また回避することもできる」という意味だと捉えています。

私も、そうありたいものです。