昨日、半年ぶりにタバコを買った。
私「じーーー。(どれにしようかな)」
おばちゃん「??」
「あ、半年ぶりなんでどれにしようか悩んでます。」
「あら、せっかくやめたのにまた吸うの。良くないわよ。」
「喫煙されないのですか?」
「しないわよ。吸う時間もないし。」
不思議なことのようで、不思議ではない。
今の場所で、おばちゃんがタバコを売り続ける理由。
それは、仕入れれば売れるから。それだけ。
それだけだが、店を経営するには十分な理由だ。
自分が吸わなくとも、タバコをどう思おうとも、関係ない。
欲しがる人に売ることで、利益が出るのだから。
作れば、仕入れれば、売れる。
需要があれば。どんなものでも。
しかしその一方で、どんなに情熱を込めて作ったモノでも
自分が心から薦められるモノでも
売れないモノは売れない。
値段のつけられないほどに美しい宝石もあれば
値段のつけられないほどに無価値なモノもある
そして時にはゴミにも価値がつく。時には。
タバコ屋のおばちゃんは、消費者思いの正直な商人であった。
某大手ハンバーガーチェーンmでかつて働いていた友人も、同じようなことを言っていた。
「みんなおいしそうに食べているけど、自分じゃ食べないよ。」と。
これはこれでまた一つの真実DA☆