翠凜堂[suirindou]コーヒーサロン

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グレート・ギャツビーの翻訳者:村上春樹氏

 

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スコット・フィッツジェラルド

 

 

グレート・ギャツビー

スコット・フィッツジェラルド著 村上春樹訳

グレート・ギャツビーを読むなら、断然、村上春樹訳のものがいい。

とはいって私は村上春樹が特別好きなわけではない。

1Q84とそれまでの作品はいくつか読んだが、それ以降の作品は読んでいない。

理由は、彼の世界観にすでに胸焼けしてしまったような気がしているから。

だから、新作が出たとなると気にはするが、こぞって読んでみようとは思えなくなってしまっている。

 

しかし、このギャツビーは別物である。

「新しい翻訳で蘇るフィッツジェラルドの傑作  哀しくも美しいひと夏の物語」

 

帯にこう書いてある。 村上春樹が、自身の人生で最も大切な小説であるとし、この翻訳をゴールに据えて、つまりこの翻訳をするためにどんな力を身につければよいかということを考えながら執筆活動を続けてきたというのだ。

 

この辺りは訳者あとがきに詳しいが、これほどまでに訳者に愛された海外小説があっただろうか。

私自身も何度読み返したかわからない。

しかし、何度目であっても、この作品が放つ今にもちぎれてしまいそうなか細い線状の美しさ、そして捉え難さが色あせないのだから不思議である。

 

村上春樹の世界観はもちろん含まれてる。

だが、それもこのギャツビーを到達点として進んできた作家人生によって培われたものであるとするならば、ギャツビーの世界観とマッチするのはこれは当然であるのかもしれない。

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