思考実験ノート

511

511 僕にとって、511とはあまり嬉しくない数字である。 どうしても、“511キンダーハイム”を思い出す。 浦沢直樹作品の「monster」で出てくる、旧東ドイツに存在していたと言われる孤児院の名前。 “とても恐ろしいこと”が展開されるおぞましい場所。 興味ある…

番台のおじさんと女の子

近所の銭湯でお風呂を楽しんだ後、ロビーでビールを飲んでいた。 銘柄はたった一つ、アサヒだった。 風呂上がりの身体が、キュッと引き締められた。 5歳くらいの女の子が、番台のおじさんと話していた。 女の子 「おじさんの顔、ミルクティーみたい!」 おじ…

ヴェネツィア

夏、夕方のヴェネツィアが好きだ。 水上バス:ヴァポレットに乗って、エメラルドグリーンの上で 涼しげな風に汗を冷やし、暮れてゆく日を見るのが好きだ すべての美しいものの魂が、この時ここに集まっている 最後にパッと、光の拡散 魅惑的な夜の迷路へ

宇宙に生きるからーアートの響き方

古典文学が、クラシック音楽が どうして今も響いてくるのか アートと現代の僕たちとを 結ぶものは何だろう 地球だ これしかないと僕は思う ヒトであること これは違う もっと言えば、宇宙だ 宇宙に生きなかったヒトなんて、今までいなかったはずだ (これか…

それは水に流してさ、

それは水に流してさ、の「水に流す」という慣用句。 ここでイメージされる「水の流れ、流れる水」とは。 いったいどんな水だろう。 少なくとも、鴨川のような清廉とした水ではない。 そうであって欲しくない。 だって、ここで言う「それ」って汚いものでしょ…

メビック扇町 クリエイティブサロン

最近、興味のあるイベントには最初に感じた 「行きたい!話を聞きたい!」 という直感を第一にして、どんどん参加している。 今回もそのひとつ。 メビック扇町は、関テレ扇町スクエア内にある。 そこで開催されているのが “クリエイティブサロン” 回ごとに異…

卵1個を使って電話を改良せよ。

いま読んでる本に、こんなお題がある。 一見まったく関係のないモノとモノ。 頭を捻って、関係性を生み出し、さらにそれを互いに溶け込ませて、"自然"な文脈にする。 実際に何ができるかどうかはともかくとして、創造力のトレーニングとなるようだ。 連想ゲ…

パリの恋人:オードリー・ヘプバーンに恋するわれら

パリの恋人:オードリー・ヘプバーン 主人公。本屋のアルバイト娘。オードリー・ヘプバーン。 ヘプバーンの輝きを目に漂流させ、私の目の内の明るいところ(暗黒との比率はどの程度のものだろう)に沁み込ませる2時間。 透明でいて、またヒトの体温と同じ38…

ヴェネツィアとストラヴィンスキー(変態)の墓

ヴェネツィアには、ロシアの作曲家ストラヴィンスキーの墓がある。 大学3年の夏、初めてのヴェネツィア旅行で参拝した。 その年の暮れに彼の“春の祭典”を演奏する予定があって何となく気になったから。 春の祭典、愛称は“ハルサイ”。 20世紀近代音楽を語るな…

文学×酒 恍惚を呼び起こす影

小林秀雄は酒飲みだった。 酔っぱらって、一升瓶を持ちながら電車の線路に落ちたなんて話もあるくらいに酒に呑まれることもあった。 当人の記憶はあやふやらしいが、覚めた頭でそれを思ったところで酒をやめない。 常人に非ざる性質が垣間見える。 酒と文学…

光刺鴨川

鴨川には光が溢れている。暖かい朗らかな光。 人間と動物の緩やかな共存の形。 こんなに愛されている川を、他に見たことがない。 私は鴨川の川辺でよく寝る。 本を数冊読破するつもりで出掛けては、いつのまにかそれを枕にしてしまう。 枕から脳へ哲学や思想…

ヴェネツィア

風の薫り 潮の匂い 翡翠の海 陽の匂い ヴェネツィア カナルグランデ アコーディオンの音が不思議に調和する かつての栄華の名残 終末への賛美 陽気さの中の、拭いきれない影 冬の午後 水の輝き 煙を吐く くすぶり 消え行くものの匂い 金獅子の雄叫び 翡翠色…

良いものとそうでないものー選択のジレンマ

今日は、昨日まであれこれ抱えていた問題について書いていきます。 夕方に、美容室へ行きました。 実は昨日に引き続いてです。 なぜなら、髪形がでこぼこしていて全く納得行かなかったから。 家から徒歩30秒という理由から数か月通っていたところでしたが、…

許せないこと

「英雄の書」という本を読んだ。 数年前に読んだものが、ポプラ新書にて再度刊行されたからだ。 脳科学の知識に裏付けされた、脳の進化について説いてくれている本。 とてもおすすめ。 (149)英雄の書 すべての失敗は脳を成長させる (ポプラ新書) [ 黒川 …

6年間履き続けている愛する靴 

良い靴を履く このことを気を付けるようになったのはいつからだったか。 振り返れば、良い靴との初めての出会いは意図せずしてドイツだった。 大学時代、オーケストラの海外演奏でドイツ・オーストリアを回っていた。 その途中のある夜。 私は仲間とビアホー…

どこか引っかかる夢

日記を読み返していたら、京都に越して来る前の、28年8月に見た夢の記録があった。 いまだにどうしてか、どこか引っかかる。 何だろう。 三部構成の夢。 ー 第一部 海。 浜辺で、テントを張ってバーベキュー。 知らないカップルと、三人で。 愉快に、楽しそ…

4月から転職することにしました

そして今回の記事は表題通り、私が喫茶店開業ではなく転職することを決めたということの報告でございます。 はじめに、喫茶店を開業すると言いつつもそこに至らなかったことをお詫び申し上げます。 本当に申し訳ありません。 もともとコーヒーと喫茶店が好き…

手書きとワープロ 

手書きとワープロでは、やはり勝手が違うということがある。 出てくるものが違うのだ。 私がキーボードで文字を初めて打ったのは小学校高学年の時。 しかし、手書きの始まりはそれよりもずっと前に遡る。 私はキーボードよりも遥か昔から、鉛筆を使って紙に…

アンティークとはなんだ!?

私はいま、アンティークと呼ばれる物を何点か所有している。 スイスの腕時計、フランスのカギ、イタリアのピューターグラス、銀で作られたモチーフのある美術品・・・ (カギはどこにも使えない) (モチーフは本物の銀であるのか、疑わしい) なぜ、アンテ…

“もったいない”とは何だろう

*もったいない*という言葉、考え、心は美徳のひとつとして称賛されるところだが、ふとこれの考えを改めようと思った。 考えを改めるその大前提に、 *モノにも心がある。心を認める。* を置いておく。 モノにも心を認めるならば、自分にとってもう不用になっ…

プログラミング×コーヒー×本質

プログラミングを、学び始めました。 きっかけは、仮想通貨。 イーサリアムETH上でプログラミングを学べるクリプトゾンビなるものを触り、私の中でプログラミングというものが急に距離を詰めてきた。 私は、本質、というものを大学時代から追いかけつづけて…

茂木健一郎氏のブログ

茂木健一郎氏のことはいつ知ったのか、いつからファンなのかはもう忘れてしまった。 気がつけば、いつの間にか先生のように感じていた。 大学時代に友達に誘ってもらって講義を受けたことがあるから、その頃にはすでにファンだったと思う。 氏はLINEブログで…

シーソーのルール2

もう去年のことになるけれども、 シーソーのルール という文を書いた。 www.tobiagattasakana.work ここではヒトの内面の、心のバランスの取り方について注目してみた。 他人には到底わからない、その人個人にしか観察できないシーソーゲーム、ルールの存在…

"ゆらゆら"と"オール・オア・ナッシング"

むかしむかし、”ゆらゆら帝国”というバンドがありました。 高校時代に知りました。 どんなバンドだったのか? それは知りません。 ただ、名前が良かった、気に入った名前だったので覚えています。 なんだか、私の求める世界がそれな気がしてしまうのです。 ”…

バナナを切って刺身を思った

今朝、トーストに軽く焼いたスライスバナナを乗せて。 パルメザンチーズとメープルシロップをかけて食べましたが、なかなか美味しかったです。 そのとき感じたのですが、バナナはスライスした方が美味しくかつ上品に感じませんか??? いつもは皮をむいてそ…

生きることを楽しむ。年齢を丁寧に積み重ねていく。【ザ・バンドマン】

今回は、タイトルのように 「生きることを楽しむ。」 人生を楽しむ。ということを書きます。 先日、ファイヤー川畑氏のお誘いをいただいて京都は木屋町にありますモダンタイムスで開催されたライブ スローミュージック に出掛けてきました。 mtimes.jp 私が…

お金の未来 いま何を考えようか

こんにちは! 翠凜堂コーヒーサロン 今日は仮想通貨から中心をほんの少しずらして、お金の未来について考えます。 私がツイッターで応援している人の一人に、「音速のGOX」さんがいます。 この方は過去に2度もGOX(仮想通貨取引所の破産に見舞われた)方で、…

"ノーリスク・ハイリターン"を求めて

ノーリスク・ハイリターンとは。 そんなもの存在するのか!?!? ええ!はい! 昔どこかの記事か本かで読んだのですが、これこそはそうであると確信しております。 自宅で美味いものを食べたかったら。 妻をレベルの高いレストランに連れていくのだ。 そこ…

月の引力:月は"与えない"

恥ずかしながら、月はそれ自体光源でないということを最近知りました。。。 月は太陽の光を反射して輝いている。 そして私たちの夜は、それに照らされているのだと。 ははーーん。そうだったのね。。 これきっと、小学生か中学の理科でやったことですよね。 …

「知らんけど。」の逃げの破壊力。

A「だからさ、おれ自身はこうやって考えてるしそれが正しいと思ってる。」 私(へぇ~~そうなのか、この人はそういう考えなのか。 なるほどねぇ、苦労もあるんですねー、) ( ..)φメモメモ A「知らんけど。」 は??(^ω^) ( ^ω^)・・・ は??(^ω^)…